- 夫とのセックスレス、誰に相談すればいいのか分からない
- 産婦人科でプライベートな悩みを話すのは恥ずかしい
- セックスレスの相談に行ったらどんな治療をされるの?
こんな悩みを解決できる記事になっています!
なぜなら、この記事では産婦人科での相談に関する具体的な情報や、多くの女性が抱える疑問点を専門家の意見を基に解説しているからです。
この記事を読み終えることで、セックスレスの悩みを相談する不安が解消され、解決に向けて具体的な一歩を踏み出す勇気を持てます!
記事の前半では『産婦人科でセックスレスの相談は可能か知る3つのポイント』について、後半では『夫婦で取り組めるセックスレス解消のための5ステップ』を詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
それでは本編です!
産婦人科でセックスレスの相談は可能か知る3つのポイント
「産婦人科でセックスレスの相談をしてもいいの?」という疑問について解説します。
結論から言うと相談は可能ですが、事前に知っておくべきことがありますので、ぜひ確認してください。
産婦人科でのセックスレス相談に関するポイントは以下の3つです。
- 全ての産婦人科が対応できるわけではないことを知る
- 身体的な原因がないか診察で調べてもらう
- 専門のカウンセリングを併設している病院を選ぶ
それぞれ詳しく解説していきます。
全ての産婦人科が対応できるわけではないことを知る
まず、全ての産婦人科がセックスレスの相談に専門的に対応しているわけではないと理解しましょう。
産婦人科医の専門分野は多岐にわたり、セックスレスのような心因的な側面が強い問題は専門外の場合もあるからです。
実際に、一般的な産婦人科では以下のような対応になることが多いです。
- まずは婦人科系の疾患がないか基本的な検査を行う
- 心因的な問題が強いと判断し、心療内科や専門カウンセラーを勧める
- ホルモンバランスの乱れなど、医学的な側面からのみアドバイスする
以上のように、期待していたカウンセリングが受けられない可能性も考えておく必要があります。
事前に病院のホームページで「女性外来」や「カップルの悩み相談」などの記載があるか確認すると良いでしょう。
まずは電話で問い合わせて、セックスレスの相談が可能か聞いてみるのが一番確実ですよ。
身体的な原因がないか診察で調べてもらう
産婦人科では、セックスレスの原因となりうる身体的な問題を検査して発見できる可能性があります。
性交痛やホルモンバランスの乱れなど、医学的な原因が隠れているケースは少なくないからです。
実際に、産婦人科の診察で以下のような原因が見つかることがあります。
- 子宮内膜症やクラミジア感染症による性交痛
- 膣乾燥症や潤い不足
- 産後や更年期によるホルモンバランスの急激な変化
以上のような身体的な不調がセックスへの意欲を低下させていることは十分に考えられます。
もし身体的な原因が見つかれば、適切な治療を受けることで悩みが解決に向かうかもしれません。
心の問題だと思い込まず、一度は専門医に体を診てもらうことも大切だと考えてくださいね。
専門のカウンセリングを併設している病院を選ぶ
セックスレスの相談をするなら、専門のカウンセリング部門を持つ産婦人科を選ぶのが最も効果的です。
身体的なケアと心理的なケアの両方を、同じ場所で一貫して受けられるという大きな利点があるからです。
専門カウンセリングを併設している病院では、以下のようなサポートが期待できます。
- プライバシーが守られた個室での丁寧なヒアリング
- 夫婦関係やコミュニケーションの問題に踏み込んだアドバイス
- 必要に応じてパートナーと一緒にカウンセリングを受ける機会
以上のように、医師の診察だけではカバーしきれない心のケアまで受けられるのが強みです。
最近では「女性ヘルスケア外来」や「リプロダクティブ・ヘルス外来」を設ける病院も増えています。
少し勇気を出して、こうした専門外来の扉を叩いてみることを強くおすすめします。
産婦人科でセックスレス相談する前に準備すべき4つのこと
産婦人科へセックスレスの相談に行く前に、いくつか準備をしておくとスムーズです。
限られた診察時間で的確なアドバイスをもらうためには、自分の状況を整理しておくことが大切になります。
相談前に準備しておくべきことは、主に以下の4つです。
- いつから始まったか時系列でまとめる
- 考えられる原因を自分なりに分析する
- パートナーと悩みについて話したかを整理する
- どんな状態になりたいかゴールを考える
それぞれ詳しく解説していきます。
いつから始まったか時系列でまとめる
セックスレスがいつから、どんなきっかけで始まったのかを時系列で整理しておくことが重要です。
期間やきっかけは、医師が原因を探る上で非常に重要な手がかりとなる情報だからです。
実際に、時系列を整理する際は以下のような点をメモしておくと良いでしょう。
- レスになってからのおおよその期間(例 半年前から、1年以上前から)
- きっかけとして思い当たること(例 出産、仕事のストレス、夫婦喧嘩)
- セックスの頻度がどのように変化していったか
以上のような情報をまとめておくだけで、医師はあなたの状況を正確に把握しやすくなります。
また、自分自身の状況を客観的に見つめ直す良い機会にもなるかもしれません。
緊張してうまく話せないかもしれないので、簡単なメモにして持参すると安心ですよ。
考えられる原因を自分なりに分析する
セックスレスになった原因について、あなた自身が感じていることを分析しておくことも大切です。
あなたの主観的な気持ちや考えは、客観的な事実と同じくらい重要な診断材料になるからです。
例えば、以下のような視点で自分自身の気持ちを掘り下げてみましょう。
- 自分側の原因(例 育児疲れ、夫への不満、性交痛)
- パートナー側の原因(例 仕事の多忙、加齢、浮気の可能性)
- 夫婦関係の原因(例 コミュニケーション不足、価値観の不一致)
以上のように原因を多角的に考えてみることで、問題の根っこが見えてくることがあります。
もちろん、これが正解というわけではなく、あくまで医師に伝えるための一つの材料です。
誰かを責めるのではなく、「自分はこう感じている」という視点で素直に考えてみてくださいね。
パートナーと悩みについて話したかを整理する
これまでにパートナーとセックスレスについて話し合った経験があるか、あるならその内容を整理しましょう。
夫婦間のコミュニケーションの状況は、今後の治療方針を決める上で欠かせない情報だからです。
話し合いの状況を伝える際は、以下の点を思い返してみてください。
- セックスレスの悩みをパートナーに伝えたことがあるか
- 伝えた場合、パートナーはどんな反応を示したか
- 話し合いを避けている、または話し合いにならない状況か
以上の点を伝えることで、医師は夫婦の関係性や問題の深刻度をより深く理解できます。
もしパートナーとの対話が難しい状況なら、そのことも正直に伝えることが大切です。
一人で抱え込んでいるのか、二人で悩んでいるのかでアプローチは大きく変わってきますからね。
どんな状態になりたいかゴールを考える
最終的にあなたが「どんな状態になりたいのか」というゴールを考えておくことも忘れないでください。
明確な目標を持つことで、医師やカウンセラーもあなたに合った具体的なサポートを提供しやすくなります。
あなたのゴールは、例えば以下のようなものが考えられるかもしれません。
- 以前のように愛情のあるセックスを取り戻したい
- セックスがなくてもお互いを尊重し合える関係を築きたい
- 二人目の子供を授かるために協力し合いたい
以上のように、理想の状態は人それぞれであり、セックスの再開だけがゴールとは限りません。
あなたが心から望む関係性を明確にすることで、相談の質が格段に向上するでしょう。
少し難しいかもしれませんが、自分の心の声に耳を傾けてみることが解決への近道です。
産婦人科でのセックスレス相談 当日の流れと質問される内容5選
産婦人科でのセックスレス相談が、当日にどのような流れで進むのかを解説します。
あらかじめ流れを知っておくことで、当日の緊張や不安を和らげることができます。
当日の流れと、よく質問される内容は以下の5つのポイントにまとめられます。
- 受付で問診票を記入する
- 医師による詳しい問診を受ける
- 必要に応じて内診や検査を行う
- 検査結果に基づいた診断と方針説明を受ける
- 今後の治療やカウンセリングの計画を立てる
それぞれ詳しく解説していきます。
| ステップ | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 1. 問診票記入 | 最終月経日、妊娠・出産歴、現在の悩みなどを記入する。 | セックスレスの悩みを正直に書くことが大切。 |
| 2. 医師の問診 | 問診票を基に、医師から詳しい状況を聞かれる。 | 準備したメモを見ながら落ち着いて話す。 |
| 3. 検査・内診 | 性交痛の原因などを探るため、内診や超音波検査を行うことがある。 | 痛みや不安があれば遠慮なく伝える。 |
| 4. 診断・方針説明 | 検査結果を基に、身体的な問題の有無や今後の治療方針の説明を受ける。 | 分からないことはその場で質問する。 |
| 5. 計画立案 | ホルモン治療やカウンセリングなど、具体的な計画を一緒に立てる。 | 自分の希望や考えをしっかり伝える。 |
受付で問診票を記入する
病院に到着したら、まずは受付で問診票を記入することから始まります。
この問診票は、あなたの基本的な健康状態や悩みの概要を医師に伝えるための重要な書類です。
一般的に、問診票では以下のような項目について質問されます。
- 最終月経日、月経周期、妊娠や出産の経験
- 現在服用している薬やアレルギーの有無
- 今日の受診理由や一番相談したいこと
以上の項目の中で特に重要なのが「受診理由」で、ここに勇気を出して「セックスレスの相談」と書きましょう。
具体的に書くことで、その後の問診がスムーズに進み、的確な診察につながります。
もし書きづらければ「夫婦関係の悩み」などでも良いので、正直に伝える努力をしましょう。
医師による詳しい問診を受ける
診察室に入ると、医師が問診票を見ながら、より詳しい問診を行います。
プライベートな内容も含まれますが、正確な診断のためには正直に答えることが何よりも大切です。
医師からは、主に以下のようなことについて質問されることが多いでしょう。
- セックスレスの期間やきっかけ
- 性交痛の有無や、性的な欲求の変化
- パートナーとのコミュニケーション状況
以上のような質問に対し、事前に準備したメモを見ながら、落ち着いて自分の言葉で答えてください。
医師はプロとして毎日多くの女性の悩みに向き合っているので、恥ずかしがる必要は全くありません。
あなたの悩みに真摯に耳を傾けてくれるはずなので、安心して心を開いてみましょう。
必要に応じて内診や検査を行う
問診の後、医師が必要と判断した場合には内診や超音波検査、血液検査などを行います。
これらの検査は、性交痛や性欲低下の原因となる婦人科系の病気が隠れていないかを確認するためです。
検査で調べられることの例として、以下のようなものが挙げられます。
- 内診 子宮や卵巣の異常、炎症の有無などを直接確認する
- 超音波検査 子宮筋腫や子宮内膜症など、器質的な疾患を見つける
- 血液検査 ホルモンバランスの乱れや、貧血などを調べる
以上のような検査によって、セックスレスの背景にあるかもしれない医学的な原因を探ります。
内診に抵抗がある方もいるかもしれませんが、診断のためにはとても重要なプロセスです。
もし痛みや強い不安を感じる場合は、遠慮せずに医師や看護師に伝えるようにしてくださいね。
検査結果に基づいた診断と方針説明を受ける
一通りの検査が終わると、その結果に基づいて医師からの診断と今後の治療方針に関する説明があります。
この説明をしっかりと理解し、分からない点があれば納得できるまで質問することが大切です。
医師からの説明には、主に以下のような内容が含まれます。
- 検査で分かった身体的な問題点の有無
- 考えられるセックスレスの原因についての医学的な見解
- 提案される治療法(薬物療法、ホルモン療法など)やカウンセリングの必要性
以上の説明を受け、もし身体的な原因が見つかった場合は、その治療が最優先となります。
特に身体的な異常がないと診断された場合は、心理的な要因が大きいと判断されるでしょう。
この診断が、あなたとパートナーが問題と向き合うための新たなスタートラインになります。
今後の治療やカウンセリングの計画を立てる
最後に、医師やカウンセラーと相談しながら、今後の具体的な計画を立てていきます。
あなた自身の希望やライフスタイルを伝え、無理なく続けられる計画を一緒に作ることが重要です。
今後の計画としては、以下のような選択肢が考えられます。
- ホルモン補充療法や漢方薬などの薬物治療を開始する
- 定期的なカウンセリングの予約を入れる
- パートナーにも受診を勧め、夫婦でのカウンセリングを検討する
以上の中から、あなたの状況や希望に最も合ったプランを医師と共に決めていきます。
一度で全てを決めようとせず、持ち帰ってパートナーと相談する時間を設けても良いでしょう。
大切なのは、あなたが納得して前向きな気持ちで治療やカウンセリングに臨むことです。
産婦人科以外でセックスレスを相談できる場所3選
産婦人科に行くことに抵抗がある場合や、別の視点からのアドバイスが欲しい場合もあるでしょう。
幸いなことに、セックスレスの悩みを相談できる場所は産婦人科だけではありません。
産婦人科以外で頼りになる相談先として、以下の3つの場所が挙げられます。
- 心療内科・精神科
- 公的な相談窓口
- 夫婦問題専門のカウンセラー
それぞれ詳しく解説していきます。
心療内科・精神科
セックスレスの原因が、ストレスやうつなど心の問題に起因すると感じる場合は心療内科が適しています。
心療内科や精神科は、心の不調を専門的に診断し、治療することに特化した医療機関だからです。
心療内科では、以下のようなアプローチで問題の解決をサポートしてくれます。
- 専門の医師によるカウンセリングで、心の奥深くにある原因を探る
- うつ病や不安障害などの精神疾患がないか診断する
- 必要に応じて、抗うつ薬や抗不安薬などの薬物療法を行う
以上のように、心の側面からセックスレスの問題にアプローチし、根本的な解決を目指します。
特に、気分の落ち込みや不眠、食欲不振などの症状を伴う場合は、早めの受診をおすすめします。
体の不調と同じように、心の不調も専門家の助けを借りることが回復への一番の近道です。
公的な相談窓口
各自治体が設けている男女共同参画センターや女性相談センターなどの公的な窓口も頼りになります。
これらの機関では、無料で専門の相談員に夫婦関係の悩みを相談できるというメリットがあります。
公的な相談窓口では、主に以下のような支援を受けることができます。
- 電話や面談による無料のカウンセリング
- 必要に応じて、弁護士などの専門家を紹介してもらえる
- 匿名での相談が可能な場合が多く、プライバシーが守られる
以上のように、病院に行くよりも気軽に、そして安心して悩みを打ち明けられる環境が整っています。
ただし、医療行為は行えないため、身体的な検査や治療が必要な場合は医療機関を勧められます。
「まずは誰かに話を聞いてほしい」という最初のステップとして、非常に有効な選択肢でしょう。
夫婦問題専門のカウンセラー
夫婦関係の改善に特化した、民間のカウンセリングサービスを利用するのも一つの方法です。
夫婦問題の専門家は、セックスレスを含む様々なカップルの問題を解決に導いてきた実績があります。
専門カウンセラーのサポートには、以下のような特徴があります。
- 夫婦間のコミュニケーション改善に焦点を当てたプログラムを提供する
- オンラインでのカウンセリングに対応しており、自宅から相談できる
- 夫婦同席でのカウンセリングを積極的に行い、双方の意見を調整する
以上のように、二人の関係性そのものに深くアプローチし、対話を通じて解決を目指します。
医療保険が適用されないため費用は高めになりますが、その分質の高いサポートが期待できます。
パートナーも問題解決に前向きな場合は、二人でカウンセリングを受けるのが最も効果的です。
夫婦で取り組めるセックスレス解消のための5ステップ
専門家の助けを借りることも大切ですが、夫婦で主体的に取り組むことも問題解決には不可欠です。
日々の生活の中で少し意識を変えるだけで、二人の関係性は大きく改善する可能性があります。
セックスレス解消に向けて、夫婦で今日から始められる5つのステップを紹介します。
- STEP1. 感謝の気持ちを言葉で伝える
- STEP2. スキンシップの機会を意識的に増やす
- STEP3. 二人だけの時間を作る
- STEP4. お互いの健康を気遣う
- STEP5. 勇気を出して本音で話し合う
それぞれ詳しく解説していきます。
STEP1. 感謝の気持ちを言葉で伝える
まず、日常生活の中で「ありがとう」という感謝の言葉を意識的に伝え合うことから始めましょう。
感謝の言葉は、お互いの存在を認め、尊重しているというサインとなり、心の距離を縮めるからです。
実際に、以下のような小さなことでも、言葉にして伝えることが大切です。
- 「いつもお仕事お疲れ様、ありがとう」と伝える
- 「美味しいご飯を作ってくれてありがとう」と伝える
- 「ゴミ出しをしてくれてありがとう」と伝える
以上のような当たり前に思えることこそ、言葉にすることで相手の心に温かく響きます。
セックスレスの背景には、しばしばお互いへの尊敬の念の欠如が隠れているものです。
まずは失われた信頼と愛情を取り戻すための土台作りとして、感謝の習慣を始めましょう。
STEP2. スキンシップの機会を意識的に増やす
セックスというゴールを一旦忘れ、日常的なスキンシップの機会を増やすことを目指しましょう。
肌の触れ合いは、安心感や親密さを高める「オキシトシン」というホルモンの分泌を促すからです。
いきなりハードルを上げず、以下のような簡単なことから試してみてください。
- 出かける時や帰ってきた時にハグをする
- ソファで隣に座り、肩や背中に触れる
- 寝る前に手をつなぐ
以上のようなセックスを目的としない純粋な触れ合いは、お互いの緊張をほぐしてくれます。
スキンシップが心地よいと感じられるようになれば、自然と次のステップへと進めるかもしれません。
焦らず、ゆっくりと、まずは「触れること」の心地よさを二人で再確認してくださいね。
STEP3. 二人だけの時間を作る
意識して「夫婦二人きり」で過ごす時間を作り、恋人だった頃の気持ちを思い出してみましょう。
子供や仕事から解放された時間を持つことで、お互いを「男」と「女」として再認識できるからです。
例えば、以下のような時間を作ってみてはいかがでしょうか。
- 月に一度、子供を預けて二人でディナーに出かける
- 共通の趣味(映画鑑賞、散歩など)を一緒に楽しむ
- 寝る前の30分はスマホを置いて、今日あったことを話す時間にする
以上のように、日常の中に少しだけ特別な時間を取り入れることで、関係に新鮮さが戻ります。
大切なのは、その時間を「夫婦の義務」ではなく、純粋に楽しむことです。
「夫」「妻」「父」「母」という役割を一旦忘れて、一人の人間として向き合ってみましょう。
STEP4. お互いの健康を気遣う
セックスは心だけでなく、体の健康状態にも大きく左右されるため、お互いの健康を気遣いましょう。
疲労や体調不良は性欲を減退させる直接的な原因となり、レスのきっかけになることも多いからです。
具体的には、以下のような点でお互いをサポートし合うことができます。
- 相手の睡眠時間が足りているか気にかける
- 栄養バランスの取れた食事を一緒に作る、または食べる
- 週末に一緒にウォーキングをするなど、軽い運動を習慣にする
以上のように、パートナーの体を思いやる行動は、愛情を伝える最も分かりやすい方法の一つです。
自分自身の心と体のコンディションを整えることも、もちろん非常に重要になります。
お互いが心身ともに健康でいることが、良好な性的関係を築くための大前提となります。
STEP5. 勇気を出して本音で話し合う
様々なステップを踏んで関係が改善してきたら、最終的には勇気を出して本音で話し合うことが必要です。
お互いが何を感じ、何を望んでいるのかを共有しない限り、根本的な問題解決には至らないからです。
話し合いの際には、以下のポイントを心掛けることが成功の鍵となります。
- 相手を責めるのではなく、「私」を主語にして気持ちを伝える(アイメッセージ)
- 相手の話を途中で遮らず、最後まで真摯に耳を傾ける
- 一度で解決しようとせず、時間をかけて何度も対話を重ねる覚悟を持つ
以上のことを意識すれば、建設的で前向きなコミュニケーションが可能になります。
この話し合いは、セックスレスという問題を乗り越え、二人の絆をより深めるための大切な儀式です。
一人で抱え込まず、パートナーを信じて、あなたの素直な気持ちを伝えてみてください。
まとめ
今回は産婦人科でのセックスレス相談の可否から、具体的な準備や他の相談先まで詳しく解説してきました。
産婦人科でのセックスレス相談は可能ですが、事前に知っておくべきポイントは以下の3つでした。
- 全ての産婦人科が対応できるわけではないことを知る
- 身体的な原因がないか診察で調べてもらう
- 専門のカウンセリングを併設している病院を選ぶ
以上のポイントを踏まえ、まずは身体的な問題がないか専門医に診てもらうことが重要でした。
また、相談に行く前には、以下の4つのことを準備しておくと診察がスムーズに進みました。
- いつから始まったか時系列でまとめる
- 考えられる原因を自分なりに分析する
- パートナーと悩みについて話したかを整理する
- どんな状態になりたいかゴールを考える
当日の流れや質問内容も解説しましたので、安心して受診の準備ができるようになったでしょう。
当日の流れと質問される内容は、主に以下の5つのポイントにまとめられました。
- 受付で問診票を記入する
- 医師による詳しい問診を受ける
- 必要に応じて内診や検査を行う
- 検査結果に基づいた診断と方針説明を受ける
- 今後の治療やカウンセリングの計画を立てる
産婦人科以外にも、心療内科や公的機関など、頼れる相談先があることも分かりました。
産婦人科以外の相談先としては、以下の3つが挙げられました。
- 心療内科・精神科
- 公的な相談窓口
- 夫婦問題専門のカウンセラー
最後に、専門家の力だけでなく、夫婦で取り組める解消法も紹介しました。
夫婦で取り組める解消法は、以下の5つのステップで進めるのが効果的でした。
- STEP1. 感謝の気持ちを言葉で伝える
- STEP2. スキンシップの機会を意識的に増やす
- STEP3. 二人だけの時間を作る
- STEP4. お互いの健康を気遣う
- STEP5. 勇気を出して本音で話し合う
セックスレスの悩みは、一人で抱え込むにはあまりにも辛く、根深い問題です。
この記事を読んだあなたが、一人で悩むのをやめ、解決に向けて小さな一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。
まずは勇気を出して、信頼できる専門機関に問い合わせてみることから始めてみましょう。


