- 夫との関係が冷え切ってしまい、どうすればいいか分からない
- セックスレスを解消したいけど、具体的な方法が知りたい
- 夫と気まずくならずに、自然な形で話し合いを始めたい
こんな悩みを解決できる記事になっています!
なぜなら、この記事で紹介する具体的なルール作りのステップを踏むことで、夫婦間のコミュニケーションが改善されるからです。
この記事を読み終えることで、セックスレスの原因を理解し、夫と前向きな関係を築くための第一歩を踏み出せます!
記事の前半では『夫婦のセックスレスに繋がってしまう5つの原因』について解説し、記事の後半では『セックスレス解消に繋がる夫婦のルール作り7つのステップ』について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
それでは本編です!
夫婦のセックスレスに繋がってしまう5つの原因
夫婦のセックスレスに繋がってしまう5つの原因について解説します。
なぜ関係が冷めてしまったのかを知ることで、あなたの状況を客観的に見つめ直すきっかけになるでしょう。
夫婦のセックスレスに繋がる原因は以下の通りです。
- コミュニケーションが不足している
- 仕事や育児による疲れが溜まっている
- 出産を経て女性の身体や意識が変化する
- 異性として見られなくなってしまった
- どちらかが不満を抱えている
あなたやあなたのパートナーに当てはまるものがあるかもしれません。
それぞれ詳しく解説していきます。
コミュニケーションが不足している
夫婦間の会話が減ってしまうことは、心の距離を生みセックスレスの大きな原因になるのです。
日々の忙しさから、お互いの気持ちや考えを共有する時間がなくなり、すれ違いが生まれてしまいます。
実際に、コミュニケーション不足に陥っている夫婦には、以下のような特徴が見られます。
- 会話が子供のことや連絡事項だけになっている
- 一緒にいてもお互いにスマートフォンを見ている
- 感謝や愛情の言葉を伝え合っていない
- 相手の悩みや仕事の話を聞く機会がない
以上の例のように、ささいな会話の機会が失われることで、夫婦の関係性は少しずつ冷え込んでしまいます。
特に感謝の言葉がなくなると、相手への配慮や思いやりも薄れてしまいがちです。
まずは「ありがとう」の一言から、意識的に伝えてみるのが良いかもしれませんね。
仕事や育児による疲れが溜まっている
日々の仕事や育児による心身の疲労は、性的な欲求を減退させる直接的な原因となります。
毎日クタクタな状態では、パートナーと向き合う気力や体力が残っていないのは当然のことでしょう。
具体的に、疲れが原因でセックスレスになっている夫婦は、以下のような状況にあります。
- 夫の残業が多く、帰宅が深夜になる
- 妻がワンオペ育児で心身ともに疲弊している
- 休日はお互いに寝て過ごすことが多い
- ストレスで性欲そのものが湧かなくなっている
以上のように、お互いが自分のことで精一杯になり、相手を思いやる余裕がなくなってしまうのです。
このような状況では、スキンシップを求めること自体が相手の負担に感じられることもあります。
まずは2人でゆっくり休む時間を確保することから考えてみるのが大切ですよ。
出産を経て女性の身体や意識が変化する
出産は女性の身体に大きな変化をもたらし、ホルモンバランスの乱れや育児への集中から性欲が減退します。
母親としての意識が強くなることで、妻や女性としての自分を見失いがちになるのは自然なことです。
出産後の変化に悩む女性には、以下のような気持ちの変化が見られることが多いです。
- 育児の責任感から性的な気分になれない
- 出産による身体の変化に自信が持てない
- 子供が近くにいると夫婦の時間を作りにくい
- 夫を父親として見てしまい、異性と感じられない
これらの気持ちの変化は多くの女性が経験するものであり、決してあなた一人の問題ではありません。
夫にこの気持ちを理解してもらえないことが、さらなるすれ違いを生む原因にもなります。
あなたの素直な気持ちを、少しずつでも夫に伝えていくことが大切になります。
異性として見られなくなってしまった
長い時間を共に過ごすうち、お互いを空気のような存在に感じ、異性としての魅力を感じなくなることがあります。
家族としての結びつきが強くなる一方で、恋愛感情やときめきが薄れてしまうのはよくある話なのです。
実際に、パートナーを異性として見られなくなる夫婦には、以下のようなサインが現れます。
- 身だしなみに気を使わなくなった
- お互いの前で平気で着替えたりおならをする
- 「お父さん」「お母さん」と呼び合っている
- デートらしいデートを何年もしていない
以上のような慣れからくる行動が、男女の関係性を少しずつ「家族」だけのものに変えてしまいます。
安心できる関係は素晴らしいですが、少しの緊張感を保つことも大切かもしれません。
たまにはお洒落をして、恋人時代に行ったレストランに出かけてみるのも良いでしょう。
どちらかが不満を抱えている
セックスレスは、実は夫婦関係の他の問題が表面化した結果であるケースも少なくありません。
片方が家事や育児の分担、金銭感覚などに対し、言えない不満を溜め込んでいる可能性があります。
不満がセックスレスに繋がる場合、心の中では以下のようなことを考えているかもしれません。
- 「どうして私ばかり頑張らないといけないの?」
- 「私の気持ちを全然分かってくれない」
- 「もっと家事や育児を手伝ってほしい」
- 「夫の無神経な一言がずっと許せない」
これらの不満は、相手への信頼や尊敬の気持ちを損なわせ、身体の関係を拒む原因となります。
性的な問題だと捉えず、夫婦関係全体を見直す必要があるかもしれません。
まずはあなたが何に不満を感じているのか、自分の心と向き合ってみましょう。
セックスレス解消に繋がる夫婦のルール作り7つのステップ
セックスレス解消に繋がる夫婦のルール作り7つのステップを紹介します。
具体的な手順に沿って進めることで、感情的にならずに建設的な話し合いができるようになります。
セックスレス解消に向けたルール作りのステップは以下の通りです。
- STEP1. 話し合いの時間と場所を確保する
- STEP2. 相手を責めずに自分の気持ちを伝える
- STEP3. お互いが納得できる小さな目標を設定する
- STEP4. スキンシップに関するルールを決める
- STEP5. 2人の時間を作るためのルールを決める
- STEP6. ルールの内容を紙に書き出して共有する
- STEP7. 定期的にルールを見直す機会を設ける
一つ一つのステップを焦らずに、丁寧に進めていくことが大切です。
それぞれ詳しく解説していきます。
STEP1. 話し合いの時間と場所を確保する
まず、お互いがリラックスして話せる時間と場所を意識的に作ることが、話し合いの第一歩です。
日常の延長線上ではなく、特別な時間として設定することで、真剣に向き合う姿勢が生まれます。
話し合いの場を設定する際は、以下のようなポイントを意識すると良いでしょう。
- 子供が寝た後など、邪魔が入らない時間を選ぶ
- テレビを消して、会話に集中できる環境を作る
- 寝室ではなく、リビングなど少し開けた場所を選ぶ
- カフェなど、第三者の目がある場所で冷静に話す
以上のように、環境を整えるだけで、感情的な衝突を避けやすくなり、冷静な対話が期待できます。
「大事な話があるんだけど」と事前に伝えて、相手にも心の準備をしてもらうことが重要です。
少し勇気がいるかもしれませんが、この一歩が関係改善の大きなきっかけになりますよ。
STEP2. 相手を責めずに自分の気持ちを伝える
話し合いでは「あなたは〜」という主語ではなく、「私は〜」という主語で自分の気持ちを伝えます。
相手を非難するのではなく、自分がどう感じているかを正直に話すことで、相手も聞く耳を持ってくれます。
実際に、「私は」を主語にして気持ちを伝える場合、以下のような表現ができます。
- 「最近あまり話せていなくて、私は寂しいな」
- 「触れられる機会が減って、私は少し不安に感じている」
- 「もっとあなたと仲良くしたいと、私は思っている」
- 「2人の時間がもっと欲しいなと、私は感じている」
このように伝えることで、相手は責められていると感じず、あなたの気持ちを受け止めやすくなります。
あくまで目的は相手を攻撃することではなく、お互いの理解を深めることだと忘れないでください。
素直な気持ちを伝えるのは照れくさいかもしれませんが、きっと心に響くはずです。
STEP3. お互いが納得できる小さな目標を設定する
いきなりセックスの再開を目指すのではなく、お互いが無理なく達成できる小さな目標から始めましょう。
ハードルを低く設定することで、成功体験を積み重ね、関係改善へのモチベーションを高めることができます。
例えば、最初の目標として以下のような小さな約束事を決めるのがおすすめです。
- 毎朝「いってらっしゃい」のハグをする
- 週に一度は手をつないで散歩する
- 寝る前に5分だけお互いの話を聞く時間を作る
- 月に一度は2人きりで外食する
これらの目標は、セックスというゴールから見れば遠回りに感じるかもしれませんが、非常に重要なステップです。
まずは身体の触れ合いや心の繋がりを取り戻すことに集中することが大切です。
焦らず、二人のペースで少しずつ距離を縮めていくことを楽しんでみましょう。
STEP4. スキンシップに関するルールを決める
セックスに至らなくても、日常的なスキンシップを増やすための具体的なルールを決めましょう。
「ハグ」や「手をつなぐ」など、お互いが心地よいと感じるスキンシップから始めるのがポイントです。
スキンシップのルール作りでは、以下のような具体的な行動を約束すると良いでしょう。
- 「いってきます」「おかえり」のキスをする
- ソファで映画を観るときは隣に座って肩を寄せ合う
- 寝る時は同じベッドで手をつないで寝る
- 感謝を伝える時に肩や背中をさする
以上のような簡単なルールでも、意識的に続けることで、お互いの肌の温もりを思い出すきっかけになります。
大切なのは義務感でやるのではなく、愛情表現の一つとして楽しむ気持ちを持つことです。
最初はぎこちなくても、続けていくうちに自然な習慣になっていくはずですよ。
STEP5. 2人の時間を作るためのルールを決める
夫婦だけの時間を持つことは、恋人同士のような新鮮な気持ちを取り戻すために不可欠です。
意識的にスケジュールを調整し、2人きりで過ごす時間を確保するためのルールを設けましょう。
2人の時間を作るルールとしては、以下のようなものが考えられます。
- 毎週土曜の夜は「夫婦の時間」として予定を空ける
- 月に一度は両親やベビーシッターに子供を預けてデートする
- 共通の趣味を見つけて、一緒に楽しむ時間を作る
- 寝る前の30分はスマホを禁止し、2人で会話する
このように具体的なルールを決めることで、忙しい毎日の中でも夫婦の時間を優先できるようになります。
ただ一緒にいるだけでなく、何を話すか、何をするかを考えるのも楽しみの一つです。
「お父さん」「お母さん」の役割から解放される時間は、きっと良いリフレッシュになります。
STEP6. ルールの内容を紙に書き出して共有する
話し合って決めたルールは、忘れないように紙に書き出して、目に見える場所に貼っておきましょう。
ルールを可視化することで、お互いの意識が高まり、約束を守ろうという気持ちが持続しやすくなります。
ルールを書き出す際には、以下のような工夫をするとより効果的です。
- 冷蔵庫やリビングのカレンダーなど、毎日目にする場所に貼る
- 堅苦しい文章ではなく、2人らしい楽しい言葉で書く
- お互いのサインや日付を書き加える
- スマートフォンの共有メモアプリなどを活用する
このように共有することで、ルールが「二人だけの特別な約束」という意識に変わり、前向きに取り組めます。
どちらか一方が管理するのではなく、二人で一緒にルールを守っていく姿勢が大切なのです。
共同作業にすることで、なんだか文化祭の準備みたいでワクワクしてきませんか?
STEP7. 定期的にルールを見直す機会を設ける
一度決めたルールが、ずっと二人に合っているとは限りません。定期的に見直し、改善していきましょう。
生活スタイルや気持ちの変化に合わせてルールを更新することで、形骸化を防ぎ、実用的なものにできます。
ルールの見直しを行う際には、以下のようなタイミングで話し合うのが良いでしょう。
- 毎月の結婚記念日に振り返りの時間を持つ
- 目標が達成できたら、次のステップについて話し合う
- どちらかが「このルールは少しつらいな」と感じた時
- 3ヶ月に一度など、期間を決めて定例会議を開く
以上のように、見直しの機会をあらかじめ設けておくことで、不満を溜め込まずに済みます。
ルールは二人を縛るものではなく、幸せになるためのツールであるということを忘れないでください。
二人で試行錯誤しながら、最高のチームを作り上げていく過程を楽しんでくださいね。
夫婦のルール作りを長続きさせるための5つのコツ
夫婦のルール作りを長続きさせるための5つのコツをご紹介します。
せっかく決めたルールが三日坊主で終わらないように、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。
ルール作りを成功させるためのコツは、以下の通りです。
- 完璧を求めすぎないこと
- 罰則やペナルティは設けないこと
- できたことを褒め合うこと
- 相手への感謝の気持ちを忘れないこと
- 自分一人が頑張りすぎないこと
これらのコツを意識するだけで、ルール作りが義務ではなく、楽しい習慣に変わるはずです。
それぞれ詳しく解説していきます。
完璧を求めすぎないこと
ルールを100%守れなくても、自分や相手を責めない大らかな気持ちを持つことが大切です。
「絶対に守らなければ」というプレッシャーは、かえってルールを続けることを苦痛にしてしまいます。
完璧を求めすぎないためには、以下のような考え方を持つと良いでしょう。
- 「今日は疲れているから、できなくても仕方ない」と割り切る
- ルールを守れた日をカレンダーに記録し、達成感を味わう
- 7割できれば上出来、と考える
- できなかった時も、明日また頑張ろうと前向きに捉える
以上のように、少し肩の力を抜いて取り組むことで、お互いに精神的な負担なく続けられます。
ルールはあくまで二人の関係を良くするための手段であり、目的ではないことを忘れないでください。
できない日があっても大丈夫。そんな日こそ、お互いをねぎらいましょう。
罰則やペナルティは設けないこと
ルールを守れなかった時に罰則を設けるのは、関係を悪化させる可能性があるので絶対にやめましょう。
罰則は相手への不信感や恐怖心を生み出し、ルールを守ることが監視されているような息苦しさに繋がります。
罰則を設けることには、以下のようなデメリットがあります。
- ルールを守ることが義務になり、楽しめなくなる
- できなかった方が罪悪感を抱き、自己肯定感が下がる
- 相手の失敗を責めるようになり、夫婦喧嘩の原因になる
- 愛情ではなく、恐怖で相手をコントロールしようとしてしまう
これらのデメリットを考えると、罰則が良い影響を与えないことは明らかでしょう。
ルール作りは、お互いの愛情と信頼をベースに進めるべきものです。
アメとムチではなく、アメとアメで、お互いを甘やかすくらいが丁度良いのです。
できたことを褒め合うこと
ルールを守れた時は、「ありがとう」「嬉しい」など、積極的に言葉にして相手を褒めましょう。
褒められることで、相手は「やって良かった」と感じ、次も頑張ろうというモチベーションが湧いてきます。
具体的には、以下のような褒め言葉を伝えてあげると効果的です。
- 「疲れているのにハグしてくれて嬉しい、ありがとう」
- 「手をつないで歩くの、やっぱり楽しいね」
- 「話を聞いてくれる時間があるだけで、心が軽くなるよ」
- 「今日のデート、すごく楽しかった!また行こうね」
以上のように、具体的な行動と自分の嬉しい気持ちをセットで伝えることで、相手の心に響きやすくなります。
どんなに小さなことでも、当たり前だと思わずに、きちんと褒め合う文化を作りましょう。
褒め上手は、愛され上手。あなたから積極的に褒めてみてくださいね。
相手への感謝の気持ちを忘れないこと
ルール作りは、相手があなたとの関係改善に協力してくれている証拠だと考え、常に感謝を忘れないようにしましょう。
「やってもらって当たり前」という態度では、相手の善意を踏みにじり、やる気を削いでしまいます。
日々の生活の中で、以下のような場面で感謝を伝えることを意識してみてください。
- ルールを守ろうと努力してくれた時
- 話し合いの時間を作ってくれた時
- 家事や育児など、日々の協力に対して
- ただ、そばにいてくれることに対して
このように、ルールに関することだけでなく、日常のささいなことにも感謝を見つけることが大切です。
感謝の気持ちは、夫婦という関係の潤滑油のような役割を果たしてくれます。
「ありがとう」は、何度言っても言い過ぎることはない魔法の言葉ですよ。
自分一人が頑張りすぎないこと
関係改善は、どちらか一方だけが頑張ってもうまくいきません。二人で協力し合う姿勢が何より重要です。
「私が何とかしなきゃ」と一人で抱え込まず、相手にも責任を持ってもらい、一緒に進めていきましょう。
もし、自分だけが頑張っていると感じたら、以下のように考えてみてください。
- 相手に「あなたはどう思う?」と意見を求める
- 「私も疲れているから、今日はお願いできる?」と頼ってみる
- ルール作りが負担になっていることを正直に伝える
- 一度ルール作りを休んで、リフレッシュする期間を設ける
以上のように、時には相手に委ねたり、自分の弱さを見せたりすることも大切です。
夫婦は人生を共にするパートナーであり、対等な関係であるべきなのです。
一人で背負い込まず、辛い時は「助けて」と素直に言える関係を目指しましょう。
ルール作りと併用したい愛情を再燃させる4つの方法
ルール作りと併用したい愛情を再燃させる4つの方法について解説します。
ルールという枠組みだけでなく、自然な形で愛情を育むアプローチを取り入れると、より効果的です。
夫婦の愛情を再燃させるための方法は、以下の通りです。
- お互いの好きなところを10個言い合う
- 交換日記や手紙で気持ちを伝える
- 恋人時代の思い出の場所を訪れる
- 新しいことに2人で挑戦してみる
これらの方法は、マンネリ化した関係に新しい風を吹き込んでくれるでしょう。
それぞれ詳しく解説していきます。
お互いの好きなところを10個言い合う
改めて相手の好きなところを言葉にすることで、忘れかけていた魅力を再発見することができます。
普段は照れくさくて言えないようなことも、ゲーム感覚でなら素直に伝えられるかもしれません。
実際に、相手の好きなところを考えてみると、以下のような点が見つかるはずです。
- 優しい笑顔や笑った時のえくぼ
- 仕事に真剣に取り組む姿勢
- 子供と全力で遊んであげる姿
- さりげなく車道側を歩いてくれる優しさ
以上のように、外見だけでなく内面の魅力や、日常のささいな行動にも目を向けてみましょう。
相手から自分の良いところを言ってもらうことで、自己肯定感も高まります。
最初は恥ずかしいかもしれませんが、終わる頃にはきっと温かい気持ちになりますよ。
交換日記や手紙で気持ちを伝える
面と向かっては言いにくい本音や深い愛情も、文章にすることで素直に伝えられることがあります。
言葉にするのが苦手な人でも、手紙なら自分のペースで気持ちを整理しながら書くことができます。
交換日記や手紙では、以下のような内容を書いてみるのがおすすめです。
- 日々の感謝の気持ち
- 相手の行動で嬉しかったこと
- 自分の悩みや不安に思っていること
- 将来、2人でしてみたいこと
このように、文字として残る形で気持ちを伝えることで、相手もじっくりと受け止めることができます。
後から読み返すことで、お互いの愛情を確認する大切な宝物にもなるでしょう。
学生時代に戻ったような、ちょっと甘酸っぱい気持ちを味わってみませんか?
恋人時代の思い出の場所を訪れる
初めてデートした場所やプロポーズされた場所など、二人の思い出の地を再訪してみましょう。
場所が持つ力によって、付き合い始めた頃の新鮮な気持ちやときめきが自然と蘇ってきます。
思い出の場所を訪れる際は、以下のようなことを意識するとより楽しめます。
- 当時の服装や髪型を少し真似てみる
- 当時と同じコースでデートを再現する
- 昔の写真を持っていき、同じポーズで写真を撮る
- 「あの時、実はこう思ってたんだ」と裏話をしてみる
以上のような工夫を凝らすことで、ただの思い出巡りではなく、特別なイベントになります。
「あの頃は若かったね」と笑い合いながら、二人が歩んできた道のりを肯定的に振り返りましょう。
過去を懐かしむことで、未来へ向かうための新しいエネルギーが湧いてくるはずです。
新しいことに2人で挑戦してみる
共通の目標に向かって一緒に努力する体験は、夫婦に新たな絆と連帯感を生み出します。
マンネリ化した日常から抜け出し、ドキドキやワクワクを共有することで、関係性が活性化します。
二人で挑戦する新しいこととしては、以下のようなものが考えられます。
- 料理教室やダンススクールに通う
- 一緒にスポーツジムでトレーニングを始める
- 行ったことのない国へ海外旅行の計画を立てる
- DIYで家の家具を一緒に作る
これらの共同作業を通じて、お互いの新たな一面を発見したり、協力する喜びを感じたりできます。
大切なのは結果ではなく、二人で一つのことに向かっていくプロセスそのものを楽しむことです。
夫婦であり、親友であり、最高のチームでもある。そんな関係を目指してみましょう。
どうしても改善しない時に考えるべき3つの選択肢
どうしても改善しない時に考えるべき3つの選択肢があります。
あらゆる努力をしても状況が変わらない場合、一度立ち止まって今後の関係性を見つめ直すことも必要です。
最終的に考えるべき選択肢は、以下の通りです。
- 専門家のカウンセリングを受ける
- 一時的に距離を置く(別居する)
- セックスレスを受け入れて割り切る
これらの選択肢は、どちらかが悪いという話ではなく、二人の未来のための前向きなステップです。
それぞれ詳しく解説していきます。
専門家のカウンセリングを受ける
夫婦二人だけでは解決の糸口が見えない時、第三者である専門家の力を借りるのは有効な手段です。
夫婦問題のカウンセラーは、客観的な視点から問題点を整理し、対話の仲介役となってくれます。
カウンセリングを受けることには、以下のようなメリットがあります。
- 感情的な口論にならず、冷静に話し合える
- 自分たちでは気づかなかった問題の根本原因が分かる
- プロからの具体的なアドバイスがもらえる
- 悩みを吐き出すだけで、気持ちが楽になる
以上のように、専門家を交えることで、堂々巡りの議論から抜け出すきっかけを掴めるかもしれません。
カウンセリングは、関係を修復したいという前向きな気持ちの表れでもあります。
弱みを見せるようで抵抗があるかもしれませんが、勇気を出して相談してみる価値はありますよ。
一時的に距離を置く(別居する)
毎日顔を合わせていることで冷静になれない場合、一時的に距離を置くことでお互いの存在を見つめ直せます。
離れてみて初めて、相手の存在の大きさや大切さに気づくことは少なくありません。
一時的に距離を置く際には、以下のようなルールを決めておくと良いでしょう。
- 期間を決める(例:1ヶ月間)
- 連絡の頻度や方法を決めておく
- その間の生活費の分担について話し合う
- お互いに一人の時間をどう過ごすか考える
ただ感情的に家を飛び出すのではなく、あくまで関係再構築のための冷却期間と位置づけることが大切です。
この期間は、相手のことだけでなく、自分自身の人生や幸せについて考える良い機会にもなります。
少し寂しいかもしれませんが、この時間が未来の二人のために必要な投資になるかもしれません。
セックスレスを受け入れて割り切る
様々な努力を重ねた上で、セックスのない関係性を、夫婦の新しい形として受け入れる選択肢もあります。
愛情の形は多様であり、身体の繋がりだけが全てではないと割り切ることで、心が楽になる場合もあります。
セックスレスを受け入れる夫婦が大切にしているのは、以下のようなことです。
- 身体の触れ合い以外の方法で愛情表現をする
- お互いの健康や幸せを心から願い、支え合う
- 人生のパートナーとして、深い信頼関係を築く
- 家族として、穏やかで楽しい毎日を送る
この選択をするには、お互いが現状に納得し、その上で共に生きていくという強い覚悟が必要です。
もし片方だけが我慢している状態なら、それは解決とは言えないでしょう。
二人が心から納得できるなら、それもまた一つの幸せの形なのかもしれません。
まとめ
今回は、夫婦のセックスレスの原因から、関係改善のための具体的なルール作りの方法まで解説してきました。
夫婦のセックスレスに繋がってしまう原因は以下の5つでした。
- コミュニケーションが不足している
- 仕事や育児による疲れが溜まっている
- 出産を経て女性の身体や意識が変化する
- 異性として見られなくなってしまった
- どちらかが不満を抱えている
以上の原因を理解することが、問題解決への第一歩となりました。
セックスレスを解消するためには、以下のような7つのステップで夫婦のルール作りを進めることをおすすめしました。
- STEP1. 話し合いの時間と場所を確保する
- STEP2. 相手を責めずに自分の気持ちを伝える
- STEP3. お互いが納得できる小さな目標を設定する
- STEP4. スキンシップに関するルールを決める
- STEP5. 2人の時間を作るためのルールを決める
- STEP6. ルールの内容を紙に書き出して共有する
- STEP7. 定期的にルールを見直す機会を設ける
これらのステップを参考に、あなたたち夫婦に合ったルールを作ってみましょう。
また、決めたルールを長続きさせるためには、以下の5つのコツが重要でした。
- 完璧を求めすぎないこと
- 罰則やペナルティは設けないこと
- できたことを褒め合うこと
- 相手への感謝の気持ちを忘れないこと
- 自分一人が頑張りすぎないこと
ルール作りと併せて、愛情を再燃させる以下の4つの方法も試してみることを提案しました。
- お互いの好きなところを10個言い合う
- 交換日記や手紙で気持ちを伝える
- 恋人時代の思い出の場所を訪れる
- 新しいことに2人で挑戦してみる
それでも改善が見られない場合は、以下の3つの選択肢を考えることもお伝えしました。
- 専門家のカウンセリングを受ける
- 一時的に距離を置く(別居する)
- セックスレスを受け入れて割り切る
一人で悩みを抱え込まず、この記事をきっかけに、勇気を出してパートナーと向き合う時間を作ってみてください。
あなたの行動が、二人の未来を明るく照らす光となることを心から願っています。


